我々が家電を販売しているオンラインショップ「ヤマシタ家電」として、出稿しているキーワードが「デジカメ」、「液晶テレビ」、「DVDプレーヤー」の3つである、としよう。そして以下のような広告の出稿を検討している。
タイトル:○○買うならヤマシタ家電この場合、「○○」のところにキーワード挿入機能を使えば、ユーザーがYahoo!で「デジカメ」というキーワードで検索すれば、「○○」のところに「デジカメ」があてはめられて広告が表示される。
説明文:決算セール。○○をどこよりも安い価格で販売中!さらに送料無料
タイトル:デジカメ買うならヤマシタ家電同様に「液晶テレビ」で検索すれば、
説明文:決算セール。デジカメをどこよりも安い価格で販売中!さらに送料無料
タイトル:液晶テレビ買うならヤマシタ家電と広告は表示される。ただし、「DVDプレーヤー」の場合は、タイトル(15文字)、説明文(33文字)とも文字数制限にひっかるため、表示されない。そういうときのため、補完テキストを設定することができる。ここでは仮に「家電」と設定しておくと、「DVDプレーヤー」などの場合は、以下のように表示される。
説明文:決算セール。液晶テレビをどこよりも安い価格で販売中!さらに送料無料
タイトル:家電買うならヤマシタ家電Yahoo!の検索では、ユーザーが入力したキーワードと同じ言葉が、広告のテキストのなかに存在した場合、太字で表示されるのでより目立つことになる。上記の例では、「デジカメ」や「液晶テレビ」が太字で表示されることとなり、「デジカメ」や「液晶テレビ」に興味を持っているユーザーに、より目を引くことになる。つまりクリックされる可能性、クリック率の向上につながるわけである。
説明文:決算セール。家電をどこよりも安い価格で販売中!さらに送料無料
さらにキーワードと親和性の高い広告ということで、広告の品質も高くなる。品質が高くなるというのはとても重要なこと。広告の掲載順位を上げるためには、広告の出稿単価をあげることがよく知られているが、品質を向上させることも掲載順位向上につながるのだ。つまり掲載順位は「出稿単価×広告の品質」で決まる。出稿単価はコスト増を意味するが、コストをかけなくても品質を向上させることでも広告の掲載順位があがり、さらにクリック率の向上にもつながる、というわけだ。
ちなみに同様の機能はAdWordsにも存在する。リスティング広告を出稿する際には、「キーワード挿入機能」は絶対に利用するべき。さらに「代替テキスト」という機能を利用すれば、ひとつの広告でかなり柔軟な広告出稿が可能となっている。当社もこの「キーワード挿入機能」を利用してから広告の品質が向上し、クリック率も向上、掲載順位も高位置をキープする、という好循環が生まれている。
キーワード挿入機能の詳細はYahoo!リスティング広告の動画での説明を見るのがいちばんと思うので、以下のURLから参考にしてほしい。
Yahoo!リスティング広告 公式ラーニングポータル スポンサードサーチ 中級編