2007年07月24日

寄付する側の心構え

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昨年末から当社で実施していた「サッカーボールを贈ろう」プロジェクト。ボールの寄付の受付は5月末で終えていたのだが、ボールを港まで送ったり、あるいは当社の関連フットサル場で集めていた募金の回収をしたあと、昨日、協力NPOへの海外輸送費の寄付をやっと行うことができた。これで一応のプロジェクトの終了である。

約半年間で300個以上もサッカーボールを集めることができた。当社のような小さな知名度もない会社が企画したことではあったが、全国各地からさまざまな方のご協力をいただき、こんなにたくさんのサッカーボールを集めることができた。たいへんありがたく思っています。

今回僕自身もこういった社会貢献的なプロジェクトを中心となってすることは初めてだったのだが、いろいろ勉強させてもらった。最も苦労したのはお金の面である。今回は集めたボールをNPO法人の協力を得てアフガニスタンに送ったわけだが、当然輸送費がかかる。また寄付してもらったボールを保管しておく倉庫、その倉庫からNPO法人が指定した場所への輸送費、募金箱の制作費、僕といっしょに動いてくれたスタッフの人件費などなど。お金のかかるところは山ほどあった。

NPO法人の方も、「よかれと思ってモノを寄付してくれる方はたくさんいる。だけどその寄付してくれたモノを届けるためにはお金が必要なことを理解している人はほとんどいない。」という話をされていた。僕自身も今回のプロジェクトを実施・展開させるまでは、寄付活動、募金活動の裏側など想像すらしなかったが、寄付、募金など一見美しくみえる、こういった人々の行為を無にしないためには、とてもたいへんな裏方さんがいること、そして寄付とは別のところでお金がたくさん動いていることを実感することができた。

軽い気持ちで寄付を考えるのは、最終的に寄付される側にも失礼にあたる。またモノやお金を提供する側と、最終的にモノやお金を受け取る人の間に立って活動してくれる人に対しても無礼な行為だと思う。寄付する側も、せめてこれを受け取る人がこれを使って本当に喜んでくれるだろうかと考える必要があるのではないだろうか。そんなことを感じたプロジェクトだった。

「サッカーボールを贈ろう」プロジェクト
posted by motti at 21:50 | Comment(2) | TrackBack(1) | 仕事 | このブログの読者になる | はてなブックマークに追加
この記事へのコメント
本当に、仰るとおりですね。
何をするにもまず人手がかかり、
人を動かすにはお金が掛かるのですよね。

送る側の気持ちと、それを運ぶ人、受け取る人、
みんなの気持ちが1つになると素敵ですね。

私の友達もNPOをしている人がいますが、
苦労しているみたいです。
でも、きっとやりがいのあることでしょうね。
Posted by ぴあの at 2007年07月25日 23:16
ぴあのさん

協力してくれたNPOの人たちと何度も接することがありました。
彼らがアフガニスタンのこと、そこに住む子供達のことを話すときは
本当に目を輝かせて話をしてくれました。

今回集めたサッカーボールがアフガニスタンのひとりでも多くの子供たち
に笑顔をもたらせることができればと思っています。
Posted by motti at 2007年07月26日 00:26
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