2006年01月22日

ライブドア・ショック

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金儲けだけを考えていると無理が出てくるということだろうなぁ。
ライブドアって結局何が本業なの、何が得意な会社なのってこと。連結で見るとこの会社の売上の大部分がファイナンス関連。もともとポータルサイト運営などIT企業だったはずなのに、時価総額の増加を目指すばかりに勝負する場所を間違えてしまったんだろうな。



時価総額世界一を目指すって、どういうことなんだろう。
もちろん成長性や将来性も評価の基準のひとつだが、株価というのはそもそも、ある企業がまっとうな事業でまっとうな結果を出したのを受けて市場が評価して上昇するものだろう。核となる事業の磐石な基盤もととなわないまま、買収に買収を重ね、合法、違法を問わず、巧妙な手口で金を産み出すことで株価をつりあげることは明らかに順番を間違えている。まっとうな事業もないまま時価総額だけがあがること、言いかえれば自分たちだけのお金儲けでは市場が認めても世間が許さないということを今回の事件が示している。



企業が存在するためには、世の中に必要なモノ(サービス)を提供し続ける必要がある。必要なものを提供できない企業は当然淘汰されるし、淘汰されないようにどの企業も戦っている。しかしながらライブドアはこの基本的なルールにさえ乗らず金儲けに走っていた気がしてならない。砂上の楼閣とでもいってしまえばよいのだろうか、そんな企業はやがて淘汰されてしまうのだろう。



ホリエモンは好きではないが、古い伝統や商習慣に立ち向かっていく姿には共感できるものがあった。今回の事件は、古い伝統や商習慣からの反撃だったのだろうか。見せしめだったり、「出る杭」は打たれてしまったのだろうか。まだ捜査の途中のため、ホリエモン逮捕、ライブドア上場廃止などのショッキングな事態には至っていないが、優秀な人間が年齢を問わず活躍をできる舞台をなくすような悲しい流れにつながらないことを願うばかりである。

posted by motti at 14:39 | Comment(2) | 経済・政治・国際 | このブログの読者になる | はてなブックマークに追加
この記事へのコメント
TB有難うございました。
共感します。
企業目標として高いところを目指すのは当然でしょうが、自分だけ(その会社だけ)良ければ良いと言う考え方は嫌いです。
人は一人では生きられないものですよね。
ですからどんなに儲かっていようが、感謝の心を持たないと、100%うまくいきません。
ライブドアが証明しました。
Posted by KNTY at 2006年01月22日 15:48
KNITYさん、コメントありがとうございました。

> 人は一人では生きられないものですよね。

そのとおりだと思います。
人も会社も、いろいろな関わりあいがあって、自らを
存在させ続けることができるのだと思います。
Posted by motti at 2006年01月24日 22:46
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